伝染病の感染源になることも! 愛犬の糞尿の始末、きちんとしてますか?
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今回は、糞尿の始末の必要性について、獣医師に解説してもらいます。
どうして糞尿をそのままにしてはいけないの?
糞尿をきちんと始末しなければならない主な理由は、・臭くて不衛生だから
・伝染病などの感染源になり得るから
です。
糞や尿は、染み込んだり乾いたりした後でも寄生虫やウイルスなど感染性の下痢の感染源になります。必ずペットボトルなどに水を入れて、散歩に持っていきましょう。たくさん雨が降っている日に限っては、水洗しなくてもいいです。
雪が積もっているときは、尿で黄色くなった部分をビニール袋に入れて持ち帰りましょう。もちろん、糞も必ず持ち帰ること。下痢便でつかめないくらい軟らかい時は、水洗してください。
糞の処理方法は自治体に確認を
糞の処理方法は、自治体によって異なります。例えば、ゴミと一緒に出す、水洗トイレに流す、腐葉土に混ぜて堆肥にする、などさまざまです。糞を簡単に片付けられる市販の処理袋がありますが、購入する前に、まずは処理方法について自治体に問い合わせてみましょう。雄のマーキングもNG!
雄はマーキング(匂いつけ)させないようにしつけましょう。自己顕示欲が強く、自分が強いと周りの犬に示したい犬がすることが多いです。クンクン嗅ぐのは構いませんが、足を上げそうになったら「行くよ~」と声をかけて、歩き始めましょう。マーキングしなくても、病気になることはありません。また、ちょっとずつしか排尿できないということもないので、一度ある程度の量を出せば、もうしなくても大丈夫です。